2016年5月8日日曜日

済州島の出来事  (しらーんぷりっ!)

以前会社の慰安旅行で済州島へ行ったときのこと。
一般のツアーに便乗させてもらったので、こちらはただバスに乗っていれば勝手に名所を回ってくれる。実に楽チン楽チン。 名所、買い物(化粧品や雑貨)に3食付。なかなかツアーも捨てがたい。
でも現地添乗員(なかなかの韓国美人)にしてみれば、お買い上げ=リベートに跳ね返るので大変との事。2泊3日飛行機代で4万円切る内容だから大変なんだろうね。


済州島の史跡は正直なところ、とってつけたような感があり、正直さほど見るべきところは無いように感じる。(私見で悪いけど...) でも自然や取り巻く景色に関しては、こんなに近い外国に意外な穴場が.....。特に南部の海岸エリアはどんな素人がカメラを向けても、そこそこ絵葉書並みに取れてしまうくらい。 勿論実物はもっとすばらしい!韓流ドラマのロケ地によく使われるのもうなずける。






そんな観光ツアーの旅程の中で滝を見に行くことになっていた。
現地に着き、駐車場から滝のほうへ下ること10分。丁度滝つぼの周りにたどり着くことができた。
結構蒸し暑い日た゛ったが、滝つぼが近いせいもあって結構涼しい。滝の高さも、水量もあり、結構いい感じ。更に滝つぼに近づけるようにか、水面から岩が点在している。
結構子供もひょいひょいと渡っている!
『よしっ!言ってみっか!』ぴょんびょんとまたぐように......。1つ、2つ、......。3....ツルッ!!あっ! 『ドボーン!』 滝つぼに落っこちる! 全身一回潜って 『プファー!』。
それを見ていた韓国の人たちも、あまりにも派手に落っこちたもんだからびっくり!
引き上げるために手を差し伸べてくれている。
カムサハムニダ なんて言葉も思い当たらず、出た言葉が『サンキュー』で精一杯。
あーあ、やっちまった......。 (びっちょびっちょじゃねーかー)でも待てよー。
2-3人はうちの社員がその辺にいたはずなのに、いないぞー?  
ああいたいた! 遠くのほうからニコニコしながらこっちを見ている! 
おまけに写真まで撮った不埒者まで出る始末! 
この薄情者めが! 日本に帰ったらこのままで済むと思うなー! 
この日のツアー後半戦は実に湿った気分だった事は言うまでも無い.......。