2016年8月12日金曜日

フリートーク (お見苦しいところは、何卒ご容赦!)

お盆休み、皆さんいかがお過ごしでしょう?
この時期は、家族サービスも兼ね、結構出かける人も多いんでしょうね。
元々天邪鬼的性格が強い私は、人が集まるところと、待つということが大嫌いなものですから、
このシーズンになると家に閉じこもることが多くなります。(渋滞情報とか、出入国ラッシュのニュースが流れると内心ニヤっとする悪い性格が......)
まあ、そんな中家にいても暇なので、何等かやってしまうんです。
例えばこれ.......。

家はマンションの最上階(14階)なのですが、3方がベランダで囲まれています。
何にもない殺風景なベランダも面白くないので、和室に面したベランダに砂利を敷いて、飛び石、灯篭を置いてみました。 今は撤去したのですが、石鉢に鹿威しもあって水が流れるようになっていたんです。(ほんとはいけないんですけどね。)
造ってから20年以上も経つのですが、いつの間にか自然発生で草も生え、それらしくなりました。
それから数年後、
今度は露天風呂がほしくなりました。
都心のマンションであれば周りから覗かれて今うこともあるんでしょうが、そこは田舎のマンションなので、障害物は何にもありません。(正月初日の出はこの正面から上ります。)
地平線には九十九里の海が見えます。

よっしゃー!ということで出来上がった、というか浴槽を設置したのがこれです!
さっきの和式の庭の隣に造ってしまいました。
私の寝室に面しているので、すっぽんぽんで出ても、一応見えないようにルーバーで囲ってはあります。(わいせつ物陳列?は避けましたので....)

洋式バスの大き目を購入したので、足を延ばしても届きません。
ゆったり温めの湯につかりながら、1-2時間は本を読む時間にあててます。
丁度浴槽カバーのふたがうまい具合に台代わりになりますね。因みに部屋の風呂では10分と入らない私なのですがのですがついつい長湯してしまいます。

いらないサービスショット(◎_◎;)
サテサテ、次は何を造りましょーかねー。


2016年8月7日日曜日

ぶれいくたいむ (ラフマニノフもなかなか...)

ぶれいくたいむ (超省エネ車 現る!)

モルディブの出来事 第4話終わり (やっぱり最後も死にそうになるの巻)

このモルディブの旅も終盤、ホテルの従業員とも仲良くなった。
もともと、このビヤドゥという島、一周歩いても20分とかからないホントーに小さな小さなリゾートアイランド。 ホテルの従業員はこの小さな島の一角に住んでいるところがあり、日中は奥さんや、その子供たちの普段の生活が垣間見えてしまう。 普通は入っていかないのかもしれないけど、そこはそれいつもの好奇心で、子供を捕まえて遊ぶのもまた一興。

そうこうしている中で、今日はリゾート最後の晩餐。
大体来るのに丸々一日かかる距離なので、日程も8泊10日と長いのではあるけど、時間が経つのは相変わらず早い。お互いゲストの顔もわかってきたし、食事もほかのゲストとの会話で実に賑やかないい雰囲気。
でも正直言うと、料理の味付けがちとイマイチなのが難点。シーフードの鮮度ではなく、素材にいろいろな香辛料を重ねてしまうので、元の味が全く変わってしまう事。ここだけは鮮明に覚えている。
そしてディナーも概ね終わりかけたとき、レストランの電気が消えてしまった。
「あれっ、また停電だー!」(たまに一瞬切れるときがあった....)
すると厨房の奥からローソクを点け、スタッフが出てきた。
なんだ、誰かの誕生日じゃないかー。  っと思ったら、なんと私の背後に.......。

その晩は、私の誕生日だった。(本人全く忘れている状態!)
そのデカいケーキのおかげで、グループ全体が食後のリキュールタイムへ延長2時間!
まあみんなよく喋ること喋ること。お開きまでスタッフの皆さんもよく耐えてくれました。お疲れさま。

そして一晩あけ、今日はいよいよ帰国の日。
ドアtoドアで20時間の長旅です。
まずクルーザーでこの島から飛行場のあるマーレまで2時間の船旅。 実は悲劇がここで起きます。 
その日は晴天。少し風があるかなー、くらいの天気です。
私はクルーザーの室内には座らず、天井の上に陣取ることにしたのです。
実際の船ではありませんが、この屋根部分に....
その天井の淵には、高さ20センチくらいにわたって金属パイプが縁取ってあるので、多少の揺れでも掴まっいれば大丈夫と思ったのです。その判断が甘かったー。
南環礁のなかを航行して、そろそろ外洋に出るあたりから、急激に波が高くなり始めて、天井に座っていても体が右にスルっ!左にスルっ! うっかり手を放したら天井から振り落とされてしまうくらい。 それでも30分か1時間くらいの辛抱と思い鉄パイプにしがみついていたら、
写真が見にくいと思うんですが、ホントーに大波が.....。(まさにこの状況クルーザーは小さな木の葉のように上下左右に....)
波のてっぺんから底まで落差5-6メートル!
延々と襲ってきます!外は景色がなんて言ってられません! 両手利用足をなんとか金属パイプにしがみついていないと、今振り落とされたら誰も助けられない状況だという事だけはわかっています。もうそれこそ必死です!
(丁度この外洋エリアの水深もかなり深く、結構な大波が経つことで有名)

そのとき、このボートにはゲストが10名くらいと船長、クルーで4名が載っていました。
あとで聞かされたんですが、普段クルーなんかはこんな状況に慣れているはずなんでしょうが、あまりにも危険だったため、クルーも船内に避難するような状況で、船外にいる私かまっているどころではなかったようです。そしてこのとき船内では、1名を除きクルーも含め全員がゲロッていたとのこと。
今考えるとあの狭い船内で全員が「おえっ!」ってやってたんですねー。ぞっとします!
一方私のほうはといえば、だんだん手が痺れてきて徐々に感覚がなくなってきていたんです。
心の中で「早く着けー、早く着けー」もうそれだけ。因みにゲロも出ない状況で.......。
結果1時間半はそのまま、誰も助けに来る余裕なんかありません。
それでもやっとやっとそのままの状態で着船することが出来たのです。
もう半分意識が混濁しています。
私自身、着船したのも分かって、降りろーっていう声も聞こえているのですが、体が硬直していて全く動きません。手足の感覚も全くなし! 頭の中でジーン、ジーンと鳴っているだけ....。
やっと桟橋に体を引きずり降ろしてもらい大の字に.......  
(ヤバい脱水症状だ。まずいっ。) やっと一言。
「だっ誰か.....コーラを....買ってきて!......無いと死ぬー.....。」
嘘っぽく聞こえるかもしれませんが、ほんとに自分でこう言ったのを覚えています。 

そしてコーラを飲んで5分もしないうちに、ケロっ! やっと生還! ほんと脱水は怖いです。

一方ほかのゲストは飛行機まで回復せず、今度は飛行機酔い。すごい旅になっていきます。
まあ、無事に日本にたどり着くのですが、後日談で分かったことが一つあります。
それは、この飛行ルート。
モルディブのマーレからスリランカのコロンボを経由するのですが、私たちがコロンボに到着し、荷物を乗せ換え、別な飛行機に乗換える時に、異常なくらいの軍の兵隊がウロウロしていたんです。

そして私たちがコロンボを出発して、なんと数時間後に軍事クーデターが勃発し、空港も閉鎖ということを日本に帰ってニュースで見たのでした。

数時間遅ければ、私のことだからまた別なエピソードを書いていたかもしれませんが......。 
冒険心と体力のある方は、モルディブの南環礁エリアをお勧めします!(◎_◎;)


2016年8月6日土曜日

モルディブの出来事 第3話 (泳ぐ自信があってもおぼれる)

ビアドゥアイランド 桟橋




モルディブはご存知の通り、サンゴ礁の島。 
透明度が高く、魚もたくさん見ることが出来ます。

勿論浅瀬が続きますから、あおーい海でぱちゃばちゃ。まさにCMで流れているような景色の中で、リラックスできますね。

朝食をとる際に、必ずパンの耳だとか、残りもんを必ず小さなビニールに入れて持ち帰ります。
それは浅瀬で遊ぶ時に、非常に面白いことが起きるからなんです。

ダイビングをしたことがある人であればわかると思うんですが、海中でそれを持っていると、ほんとーにわんさか魚が集まって来るんですね。

もう、こんな状態。魚だらけ。小さなサメもいるんです。
 
シュノーケリング、フィンなど自分専用を日本から持って行ったので、時間に気兼ねなく遊ぶことが出来ました。

っていうところまでは普通なのですが、実はこの後、事は起きてしまいます。
別に何したわけでもなく、いつものようにシュノーケリングでうつ伏せ、海中のきれいな魚に餌をあげながら、少しづつ沖に向かって流れていました。

サンゴ礁の島って、構造的に言うと、深ーい海の中からそびえている山の頂上みたいなもんです。
頂上のほんの一部分のテーブルマウンテンが海上に出ているわけですから、テーブルの先はというと.....。深ーい、深ーい高さの見えない崖。
東京スカイツリーの頂上から下を覗くと.......。そんな感覚です。
その日も、もうそろそろ魚のエサやりも終えるとき、その浅瀬の終わる突端まで来ていました。
パタパタとフィンで蹴ること4-5回。
下を覗くと断崖絶壁。 海の透明度が高く、ずーっとずーっと暗い海の底まで見えてしまったのです。(ドロップアウト)
とっさに足元の景色が一変したことで、この瞬間、自分は空中に放り出された感覚と恐怖心から、ワーッと叫んでしまったのです。
当然マウスピースは口から外れ、しょっぱい海水をたくさん飲み込むことに。

勿論足なんかつきません。既に下は1000メーターを超える深さなのですから。
立ち泳ぎをしたままで、ゲロゲロと何度も飲み込んだ海水を吐き戻していました。
もうパニック状態です!
泳ぎは結構できるのですが、泳げる人でも溺れるってこんなんかなーと思いましたよ。
ひとしきり落ち着いてビーチへ生還。

パートナーもその様子を見ていたらしく、
「なにしてたの?」

何じゃない!(◎_◎;)

明日からは、波打ち際で読書だけにする!

*(モルディブシリーズは続きます。)


以前のブログの中から モルディブシリーズ

モルディブ第1話

モルディブ第2話

2016年8月3日水曜日

おねえ丸出しになったお兄さん!

エジプトの出来事 (死の谷ではほんとに死んでしまうーっ.....)

王家・王妃の谷にもすばらしい歴代の墓が残っている。
あまりに長い歴史の中で、第何王朝 第何第**王とかありすぎて、しまいには訳が分からなくなってくる。


そもそも、そんな歴史が大好きで、エジプトへ長時間のフライトにもめげずにやって来る人と違って、行ったことないから行ってみっかーレベルの人間は、何を見ても同じに見えてきてしまう。 
そして何といってもこの暑さ(*_*;。 この時は確か昼近く。気温は50度以上に達している。 いま世界のどこかで50何度でニュースになっているけど、もう経験済みですよ。
なんというか、熱いというより、痛いんです。ぎゅっと何かに掴まれる感じがして。
勿論現地の人なんか、人っ子一人歩いてなんかいやしません。
でも不思議に日本の夏と違って、汗が出ないんです。 正確に言うと、汗が出ても、すぐ蒸発してしまうので、あせで濡れないということが起きるんです。その代わり、すぐに蒸発する汗の塩分が......ティーシャツに結晶という形で点々と....。むっ しょっぱいぞ。
 
そうこうしているうちに唯一日陰が出来ている掘っ建て小屋らしきところに一旦避難。
日陰に入るとあーら不思議。心地よい涼しささえ感じます。
以前のブログで登場した現地ガイドのダリアさんもこのとき

「皆さん、水はどんどん飲んでください! でないと死にます!」なんて言ってましたねー。(ほんと死の谷だわ) 

さあ一息ついたところで、いよいよ今日はお墓の見学会!


有名なツタンカーメンも勿論、たくさんたくさんあります。
ガイドさんから
「さあみなさん!自由行動で好きなお墓をみてくださーい!」
若い人たちは元気いっぱいで、とっとこ行ってしまいます。
残った年寄り組はどちらかというと躊躇。  ほんとミイラになってしまうわ.....。
そんな時でした。ガイドのダリアさんからニュースが。

「最近、ネフェルターリのお墓が公開されたんですって。入場料もすごい高いんですが....1日何人のみと入場規制もあるのでめったに見ることが出来ませんよー」
どうも公開のための修復作業が完了したばかりらしい。

ところで、エジプト史上本当に美人と名付けられた王妃が2人いるのをご存知でしょうか。一人はラムセスⅡ世の王妃「ネフェルタ-リ」と、その前・第18王朝終末期のアメンホテプⅣ世の王妃「ネフェルティティ」 そのうちの一人か.......。
「ネフェル」は美しい、「タ-リ」は大変ということで「大変美しい王妃」という意味。
年寄り組全員で行ってきましたよー。


ヒエログリフが読めるわけではないのですが、まあよくなん千年も留めているなー。
実にきれいな状態をとどめていました。そして本人は噂に違わず、美人でしたよ。


因みに下は父ちゃんの「ラムセスⅡ」のミイラ。カイロ博物館で寝てます。

ふりーとーく (トリップアドバイザーって知ってますか?)

最近の私のブログを振り返ってみると、ちと脱線気味。
本来の旅の経験を、いろいろなエピソードをつづって皆さんにお届けしなければいけないのですが、少しづつ元の路線に戻しますのでお待ちくださいね。

ところで今日は、私が旅から戻ると結構まじめに記録していることがあります。
それは「トリップアドバイザー」というサイトの書き込みなんです。
最近の渡航先

今でこそ旅の情報サイトは星の数ほどあります。でもそんなに未だ無いころ、例えば「地球の歩き方」なんか皆さんも重宝されたんではないでしょうか? そのようなアナログ情報の時代あたりに既に、実際の旅行者が現地リポートを発信しているサイトがありました。

アメリカでの発足が2000年。日本にやってきたのが2008年。
私自身も旅ではかなり情報では助けられました。
特に日本で発足してからは、日本人の細かい気づきと視点で、一読者としても面白いなーと思っています。(海外からの投稿は日本人ほど細かいところを気にしていない。)

その「トリップアドバイザー」なる投稿サイトなのですが、ボランティアみたいなものなので、はっきり言って何も出ません!くれません!  私はそのほうが公平に物言いが出来てよいと思っています。そして一番良いのは、書いた記事は、必ず書かれた相手にわかるシステムになっているということです。
航空会社や宿泊施設、レストランまた観光施設まで全体が対象なんです。もちろん海外、国内もあります。

最終レベルまであと一歩!
何か不都合を書いた場合に、相手により違いますが、海外の場合、指摘に対しての感謝と対応策の返信がちゃんと帰ってくるのは、これから旅行でプランニングをしている人にとってもいいことだと思っています。 またその返信をうけて、また行ってみよう!なんてことも実際多々あります。
そのようなときは、相手もわかっていますので、小さな手土産などをプレゼントしたことも.....。

約30000人もの人が私の記事を読んでいただいているので、少しでも役立ててもらえる様、私も無責任な記事は当然書けません。

日本の施設の場合も勿論ありますが、企業対応が慣れていないのか、残念ながら対応に関しては意外にもないのが実情です。 反応なーし!
またそのようなところに限って、「二度と行かない!」などとはっきり書かれています。

せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにも、ぜひ情報活用してみてはいかが?




2016年8月1日月曜日

ぶれいくタイム(またまたおバカビデオです。)

女の子?
いえいえ男の子でした。でもなんでこんなん考えるかねー。
トイレの中でおまけに顔までぶつけて....。 
バレリーナはちと無理かなー。
痛かったね。 ごくろうさま。