マレーシア出来事⑤(番外編)

やっぱり食物の恨みは恐ろしいという話です。

毎朝ホテルでの朝食。ビュッフェスタイルで特別美味しいでも無く、何処へ行ってもこんな感じ。 
そこで、一昨日スタートしたと言う特別メニューをみたところ、鮭の照り焼き定食を見つけ、早速オーダーしてみた。
待つこと30分。あまりに待ったので、レストランのエントランスで一服していると、出来たとの知らせ。思い勇んで席に座るとそこには…。

真っ黒ケッケッケーの物体がある。
「何じゃコリャ!(◎_◎;)」
一口パクリしてみたが、じゃりっとなー。
とても、食えた代物では無い。

スタッフに伝えると、照り焼きは焦げるという始末。 
確かに焦げやすいが、鮭を照り焼きにすること自体に違和感があるも、仮にジャパニーズスタイルを名乗るのであれば、5つ星の高級リゾートでこんな物は出して欲しく無い。

事細かに
「強火はいけません。7部どうり中火で火を入れて、仕上げに照り焼きソースを塗りなさい。それと添え物の海苔はパリパリでなくてはたべられない。他の日本人に出しても多分文句を言わずにきっと食べるかもしれないけど、逆にサイレントクレーム程怖いものはないよ。」

明日また同じ物を頼むことはしないけど、直してほしい。
因みに、代替措置ではないけど、おかゆを食べる事にした。

そんな朝飯も終わり、早くもランチタイム。

部屋から繋がっているビーチを歩いて直ぐの処に、地元の人が行く屋台があったので、行ってみた。

「こんにちは、おすすめは何❓
貴女の好きなやつでいいんだけど…」
「そうね〜  アンチョビーのナシゴレンかなぁ」
「じゃあ、それおねがい。あとコーラも。」
「辛くしてもいいかい❓」
「辛いのだいすき!」

という事で、座る席の方を見ると
「かきぬまさーん!(◎_◎;)??」
こんな現地に知り合いがいる訳はない......。
見るとホテルのスタッフが食事に来ていた。

例の食事の件は、黙っているようにして、ひとしきり車の話でもりあがった。
日本では考えられないくらいの値段で販売されていることを知った。

最後に、楽しい時間を過ごさせてもらったお礼として、その2人のスタッフの分もご馳走しようと思い、支払うとなんと
25リンギット 650円なり。 車も安いわけだわ。
マレーシア。








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